CASE1.SMS送信機能を使った対面時の目論見書電子交付 

電話とbellFaceのSMS送信機能を併せて効率的な情報提供に役立つ事例

 

「2024年秋を目処に投資信託の目論見書を原則的に電子交付する」との金融庁の発表を受け、証券会社各社は対面での顧客接点を重視しつつ、電子化への取り組みを進められているかと思います。
しかし目論見書の電子交付は案内や説明が煩雑になってしまうためにお客様の理解が難しいこともございます。 そのため、実際には手渡しで紙の書類を提供したり、提案後に郵送で書類を送付するケースも多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではbellFaceのSMS送信機能を併せてご活用頂くことで、スピード感を持った情報提供を可能にする活用ノウハウをお届けします。

  1. 対面での目論見書交付時に抱える課題
  2. 改善方法
  3. SMSで目論見書を送付する手順

対面での目論見書交付時に抱える課題

紙の目論見書交付

・お客様先に訪問する場合、複数の紙の目論見書を準備する手間がかかる。
・目論見書を持参した一部商品しかご案内することができず、顧客本位の提案とならないケースがある。
・紙の目論見書は旧版の廃棄の手間がかかり、旧版の目論見書を手渡してしまうヒューマンエラーが起きるリスクがある。
・郵送された目論見書を確認する頃には相場が変わってしまったり、お客様の熱量が冷めてしまい、約定の機会を逃してしまうことがある。

従来の目論見書電子交付

・デジタルが苦手なお客様には電子交付は口頭での案内が難しく、お客様にストレスを与えてしまう

改善方法

対面での投信商品提案時、提案した商品の目論見書をお客様のスマートフォンにSMS(ショートメッセージ)で送信して電子交付を行う

改善ポイント

・紙の目論見書や資料を訪問前に準備する手間が軽減できるため、営業活動の効率化につながる。
・お客様の意向にあった商品を幅広い商品群からその場で提案から商品を選択できるため、お客様本位の提案ができる。
・手元に目論見書がなくても、提案から目論見書交付までその場で実施できるため、リードタイムが短縮できる。
・紙の目論見書の廃棄作業の負荷や、旧版をバッグ等に残してしまうリスクを軽減できる。
・お客様はSMSを受け取るだけなので難しいプロセスは一切なく電子交付が完了できる。

SMSで目論見書を送付する手順

1. bellFaceにログイン
2. bellFaceの資料管理から該当の投信目論見書を選
3. 「SMSで送信」からお客様の携帯電話番号を入力し、SMSで目論見書交付
4. お客様のスマホにダウンロードした目論見書を確認していただく

注意点

資料のSMS送信機能のご利用には事前の設定が必要となります。 ご利用をご希望の場合はこちらのページをご参照いただき、設定利用申請書をカスタマーサクセスチーム(cs@bell-face.com)までご連絡ください。

説明動画

 

いかがでしたでしょうか。これからbellFaceでの目論見書の電子交付をご検討されているお客様は、ぜひお試しいただければと思います。 まだ本機能を使ったことがないお客様にも、資料共有のSMS送信を利用した目論見書電子交付をご検討いただくきっかけになれば幸いです。

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