CASE3.資料共有を使ったオンラインでの目論見書電子交付
電話をしながらその場でお客様のスマートフォンやパソコンへ目論見書を送信できる方法を紹介
証券
「2024年秋を目処に投資信託の目論見書を原則的に電子交付する」との金融庁の発表を受け、証券会社各社では対面での顧客接点を重視しつつ、電子化への取り組みも進められているかと思います。
一方で目論見書の電子交付は案内や説明が煩雑になりやすいため、結局紙の書類を提供しに訪問したり、郵送して交付するケースも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、お客様に難しい説明をすることなく、電話をしながらその場で簡単に、お客様のスマートフォンやパソコンへ目論見書を送信できる方法
をご紹介します。
効率的な営業活動に役立つノウハウなので是非ご一読下さい。
現在の課題
紙の目論見書交付時
・重要ではない顧客の提案にも目論見書交付のための訪問時間を割く必要があるため、
重要顧客に対するアプローチ時間が不足してしまう。
・紙の目論見書の準備と旧版の廃棄の手間がかかり、旧版の目論見書を手渡してしまうという
ヒューマンエラーが起きるリスクがある。
・目論見書を持参した一部商品しかご案内することができず、顧客本位の提案とならないケースがある。
目論見書電子交付時
・デジタルが苦手なお客様には電子交付は口頭での案内が難しく、お客様にストレスを与えてしまう。
・通話録音を全て聞かないと目論見書タイミングが分からないため、交付後の管理工数がかかる。(管理者目線)
改善方法
お客様先へ訪問せずに、「電話+bellFace」の利用でお客様のパソコンやスマートフォンに目論見書電子交付を行う
改善ポイント
・重要顧客へは訪問営業で時間をかけて提案を行い、それ顧客の以外に対してはbellFaceで提案から約定まで
一気通貫で行うなど、訪問営業✖️bellFaceを組み合わせることによって営業活動の効率化につながる。
・デジタルが苦手なお客様にも、お電話しながら同じ画面を見て説明から電子交付が簡単に実施できる。
・電子管理のため紙の目論見書の差し替え、廃棄作業の負荷と、旧版の目論見書を渡してしまう
ヒューマンエラーリスクを軽減できる。
・紙の目論見書が手元にない商品からも提案ができるため、お客様本位の提案をする土台を作りやすくなる。
・商談記録から目論見書の交付証跡のログを把握できるので、管理工数が軽減する。(管理者目線)
利用するbellFace機能
資料共有機能の資料送信
1. bellFaceにログイン
2. 「電話商談をSMSで送る」からお客様の携帯電話番号を入力し送信しbellFace接続する
3. 資料共有機能を開き、該当の目論見書を選択する
4. ダウンロードボタンを押し、目論見書資料をお客様パソコンやスマートフォンに送付する
5. お客様側でダウンロードいただく
説明動画
いかがでしたでしょうか。これからbellFaceで目論見書の電子交付をご検討されているお客様は、ぜひお試しいただければと思います。
まだ本機能を使ったことがないお客様にも、資料共有の資料送信を利用した目論見書電子交付をご検討いただくきっかけになれば幸いです。